食品ロス削減に向け
「できる」を見つけ「やれる」に出会う。
ヒント探しの旅のはじまり。

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2023.06.01ロスをロスするProject 「はじまりのはじまり」

はっけん度

#ロスをロスするProjectの裏話

はじめまして。「ロスをロスするProject」メンバーの明石です。
今日はこのProjectのはじまりのお話をさせていただきたいと思います。

当サイトを運営する株式会社envisionでは「未来のためにできることをやる。」をパーパスに掲げ、様々な社会課題をクリエイティブの力で解決するPROJECTを立ち上げています。

株式会社envisionの事業内容のひとつ「PROJECT」とは

社会課題に向き合い、より良い未来を創っていくための提言や研究開発、また、それらを解決、実現するプロダクトやサービスの企画、提案、運用をするオウンド事業です。

https://envision-inc.jp/about/

SDGsの策定をきっかけにより表面化したものの、社会課題と一言で言っても何から取り組んでいいかわからないことが多い中、Projectの立ち上げのきっかけとなったのは「私の好きなことは食べること」。
一番最初はこれぐらい単純なことから始まりました。

この「食べることが好き」を深掘りしていくと、もったいないという意識から、食べものを残すことにすごく拒否反応を抱いていることがわかりました。
しかし、食品ロスの問題は「もったいない」ということだけではなく、環境に負荷がかかっていたり経済損失に関わったりあらゆる分野に派生します。何よりこのまま問題を放置すると、今のような食生活が送れなくなる可能性もあります。食の安全と環境の未来のために、できることを考えよう。そうしてこのProjectは立ち上がりました。

チームメンバーであるデザイナーの三橋と様々なアイデアを考える中で、大切にしていることがあります。
それは、食べものを残すことはしたくないけど、「残すことは何でもダメ!」という考えを押し付けてはいけない、ということです。幸いにも私たちに食物アレルギーはなく、嫌いな食べものもありません。でも状況は人それぞれで、ライフスタイルによっても行動パターンが異なります。この「違い」こそ食品ロス問題の解決のキーワードになるのではと考えており、アイデアの基本にしています。

私たちの会社のミッションには会社のメンバーや雰囲気を表す「ポジティブ」や「無邪気」などのワードが入っていますが、これらはこのProjectのベースにもなっています。解決しなければならないから「社会課題」や「社会問題」と呼ばれるのですが、受け止め方や捉え方を変えていくことで次第に、着実に変えていくことができる。そう考えています。

食品ロス問題に関しても課題は多く、やらなければならないことがたくさんありますが、思考のスイッチを変え、わかりやすくクリエイティブで表現していくことで、少しずつ世の中が変わっていくといいな、そんな風に考えています。

このロスをロスするProjectのサイトのテーマは「旅」です。これには何か一つやって終わり、ではなく旅のように続けていくことが大切であるということ、そしてこのサイトが皆さんと様々な知識やヒント・アイデアとの出会いの場になりますように、という願いが込められています。

これから、様々な視点から食品ロス削減へのヒントとなる提案をしていくので、みなさまの日々の生活の中で少しでも食品ロスを意識するきっかけとなれば幸いです。
「ロスをロスするProject」をどうぞよろしくお願いします。

2023年6月1日
ロスをロスするProject
明石 麻穂・三橋 元子